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色彩のブルース

EGO-WRAPPIN'

ジャンルPop / Jazzy
KeyF# minor
BPM127
拍子4/4

コード進行

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// カウント [count]
z

// Sax ソロ(イントロ続き)[vol=mp, style=jingle]
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7

// Aメロ 1番 [vol=mp, style=jingle]
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
G#7
C#7
C#7b9

// サビ 1番 [vol=mf]
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7

// Aメロ 2番 [vol=mf, style=jingle]
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
G#7
C#7
C#7b9

// サビ 2番 [vol=mf]
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7

// Sax ソロ [vol=mf]
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7
F#m7
F#7

// Piano ソロ [vol=mf]
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
G#7
C#7
C#7

// 最終サビ A [vol=f]
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#7

// 最終サビ B [vol=f]
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7

// アウトロ Sax solo [vol=mp, ending]
Bm7
C#7b9
F#m7
F#7
Bm7
C#7b9
F#m7
F#m7
Bm7
C#7b9
F#m7
G7b9 F#7b9

楽曲解説

EGO-WRAPPIN'(エゴ・ラッピン)の代表曲のひとつ。中納良恵の艶やかなボーカルと森雅樹のジャジーな和声が織りなす、昭和ジャズノワールの世界観。BPM 127 のミディアム・スイングで、ブラシ・ドラム + サックス + ピアノ + ベース + ジングルベル の編成が、退廃的で美しい夜の街を描く。

楽曲はキー F# マイナーを基本に、ほぼ全編が Bm7 → C#7(♭9) → F#m7 → F#m7 の 4 小節 vamp で構成されている。Aメロ末尾の Bm7 → G#7 → C#7 → C#7(♭9) というセカンダリードミナント・ターンアラウンドのみが進行に変化を与え、シンプルで強力な反復構造のなかに繊細な和声の起伏を刻む。

このコードシートは本アプリの v2 ジャンル「Pop / Jazzy」を活用:
- 4 拍子 walking bass(4-beat walking、smart chord-tone selection)
- drop2 voicing の piano comping(Charleston / Half / Syncop の 4 小節サイクル)
- brush snare(拍 2 / 拍 4 強アクセント)+ HH pedal + kick の標準ブラシジャズ
- イントロのみ JingleBell([style=jingle])で昭和歌謡らしい装飾

音楽理論で読み解く

【全体像】
キーは F# マイナー。楽曲構造はほぼ全編が iv → V7(♭9) → i → i の 4 小節 vamp(Bm7 → C#7(♭9) → F#m7 → F#m7)で構成されており、ブルース的な反復進行のなかに繊細なターンアラウンドを織り込む設計。

【基本進行(4 小節 vamp)】
- Bm7(iv = サブドミナント・マイナー)
- C#7(♭9)(V7 = ドミナント、♭9 でテンション)
- F#m7(i = トニック)
- F#m7(i 持続)

この進行が Aメロ・サビ・間奏ほぼ全編で繰り返される。シンプルさが楽曲の力強さを生んでいる。

【Aメロ末尾ターンアラウンド】
Aメロ後半の最後 4 小節だけ:
- Bm7 → G#7 → C#7 → C#7(♭9)

G#7 は V/V(C#7 のドミナント)として作用し、半音上行(B → C → C# → C#)でテンションを高めながら次のセクションへ繋ぐ。

【サビ末尾とエンディング】
Sax ソロ後半は Bm7 → C#7 → F#m7 → F#7(ピカルディ)で長調に明転する瞬間を作る。エンディングは F#m7 → G7(♭9) → F#7(♭9) で半音下行終止し、ジャズ標準の dramatic な終止感。

【コード進行を学ぶ視点】
- シンプルな vamp の力:複雑な進行ではなく iv-V-i の繰り返しでも、テンション設計とターンアラウンド配置で名曲になることを示す好例
- ♭9 テンションの扱い:C#7(♭9) は B マイナー文脈で頻出、ハーモニックマイナー由来の独特な響き
- セカンダリードミナント:G#7 = V/V の使い方を学ぶ良い題材
- ピカルディ終止:F#7 で I major を呼んで明転する jazz 標準テクニック

【聴きどころ】
- 反復進行が刻む退廃的な街の景色
- 中納良恵のサックスとの掛け合い(譜面 [E] の Sax solo)
- ジングルベルが効いたイントロの「夜のキャバレー感」
- エンディングの半音下行 fermata 終止