⚙️ メニュー・設定

プロジェクトメニューの各項目、4 種類のダイアログ (プロジェクト設定 / 環境設定 / アプリ設定 / SF2 ライブラリ管理)の 全機能を解説します。

📋 概要

本アプリのメニューはアプリ画面左上のプロジェクトメニューボタンに集約されています。 macOS 標準のメニューバーではなく、アプリ内 UI として配置することで どのタブからでもアクセスできるようにしています。


📁 プロジェクトメニュー

左上の プロジェクト名ボタン をクリックするとプルダウンします。

ファイル操作

項目ショートカット動作
ホームに戻る...⇧⌘Hホーム画面(プロジェクト選択画面)に戻る
新規プロジェクト⌘N新規プロジェクト作成ダイアログを表示
保存⌘S現在の状態を上書き保存
別名で保存...⇧⌘SNSSavePanel で別ファイルに保存
開く...⌘O既存プロジェクト (.emcp) を開く

編集

項目ショートカット動作
元に戻す⌘Z直前の操作を取消
やり直し⇧⌘Z取り消した操作を再実行

MIDI 入出力

項目ショートカット動作
MIDIファイルを開く⌘ISMF (.mid/.midi) ファイルを取り込み、各トラックに分配
MIDIエクスポート...SMF Format 1 として書き出し(DAW 互換)
ミックスダウン...WAV/M4A 音声ファイルとして書き出し
トランスポーズ...全トラックの音高を半音単位で移調

設定

項目動作
プロジェクト設定...プロジェクト固有の設定(名前・BPM・拍子等)
環境設定...アプリ全体の動作設定(音源・ストレージ・MIDI入出力等)
アプリ設定...レイテンシ補正・詳細計測モード
サウンドフォントライブラリ管理...SF2 ライブラリの追加・削除
Voice Library 管理 (.midnam)...ユーザ独自の MIDI 音色定義ファイル取込み

その他

項目ショートカット動作
終了⌘Qアプリを終了(未保存変更があれば確認)

📐 プロジェクト設定

現在開いているプロジェクト固有の設定です。

主な項目


🛠 環境設定

アプリ全体の動作設定です。一度設定すれば全プロジェクトに反映されます。

音源設定

MIDI 入出力

ストレージ

表示


⚡ アプリ設定(レイテンシ補正)

macOS のオーディオ処理にはわずかなレイテンシ(遅延)が発生するため、 特に録音タイミングを精密に合わせる用途向けの補正設定です。

標準モード(簡易)

詳細計測モード

プロ向けの詳細計測。20 サンプルを取って最も精度の高い補正値を自動算出:

💡 TIP 通常の制作用途では標準モードで十分です。 マイク録音を MIDI クリックに正確に合わせたい場合のみ詳細計測モードを使ってください。

🎼 サウンドフォントライブラリ管理

SF2 とは

SF2 (SoundFont 2) は、サンプリング音源(実楽器の録音)を 1 つのファイルにまとめた音色ファイル形式です。 本アプリでは内蔵 GM.sf2 のほか、自前で SF2 を追加して音質をアップグレードできます。

追加方法

  1. プロジェクトメニュー → 「サウンドフォントライブラリ管理...」
  2. 「+ SF2 追加」ボタン → ファイル選択ダイアログ
  3. .sf2 ファイルを選択
  4. ライブラリに登録される(コピー or 参照を選択)

削除・差し替え

音色プリセット選択

トラック毎に「Bank/Preset」を選択できます。 1 つの SF2 内に複数のバンク(楽器カテゴリ)と 数十〜数百のプリセット(個別音色)が含まれています。

おすすめの SF2

⚠️ 注意 SF2 ファイルは数十 MB 〜数 GB と大きいことがあります。 ライブラリに追加する際は十分なディスク容量を確保してください。

🎹 Voice Library 管理 (.midnam)

本アプリは標準で 11 機種・約 8,900 音色に対応していますが、 ユーザが独自に .midnam ファイルを取り込んで Voice Library を 拡張できます。.midnam は MIDI Manufacturers Association (MMA) 標準の XML 形式で、 機種ごとの Bank MSB / LSB / Program Change と音色名を記述します。

取込み手順

  1. プロジェクトメニュー → 「Voice Library 管理 (.midnam)...」
  2. ダイアログ → 「.midnam を追加」ボタン
  3. ファイル選択 → 自動パース・反映
  4. Voice Browser に新モジュールタブが出現 (機種名で表示)

削除手順

  1. 管理ダイアログのリストから該当行のゴミ箱アイコン
  2. 確認 → 削除

保存先

~/Library/Application Support/easy_midi_creator/user_midnam/

取り込んだ .midnam はこのフォルダにコピーされ、起動時に自動ロードされます。 フォルダを直接編集することも可能ですが、削除時はアプリ内のダイアログ経由を推奨します。

入手元 (定番)

対応 .midnam フォーマット

2 種類の XML 構造を自動判別:

より詳しい外部音源対応の解説は SC-88PRO / MU100 ガイドを参照。


📦 プロジェクトファイル形式

.emcp(Easy MIDI Creator Project)

本アプリのネイティブプロジェクト形式。 フォルダパッケージ形式で、内部に以下を含みます:

.eag(Easy Auto Genre)

ジャンルエディタで作成したジャンル定義ファイル。 自動演奏で「My Genres」として呼び出せます。

.eacc(Easy Auto Accompaniment)

自動演奏画面の状態(コードシート + ジャンル選択 + 設定)を保存するファイル。


🆘 トラブルシューティング

プロジェクトが開けない

音が出ない

  1. 環境設定 → 音源が「内蔵シンセ」になっているか確認
  2. SF2 ライブラリで GM.sf2 が登録されているか確認
  3. macOS のサウンド出力先(システム設定)を確認
  4. 各トラックの Mute / Solo 状態を確認

レイテンシが大きい


🔗 関連ドキュメント