🎚 アレンジ・Mix

アプリの中心となる「アレンジ」タブと「Mix」タブの全機能を解説します。 トラック構成、リージョンの編集、ミキサーでの音作りまで。

📋 概要

画面上部のメインタブは [アレンジ] [Mix] [自動演奏 ▼] [ツール] の 4 つに分かれています。 本ページではこのうち最初の 2 つ、楽曲制作の中心となる アレンジMixを解説します。


🎚 アレンジタブ

画面構成

アレンジ画面は以下のエリアで構成されています:

My Project 📁 My Project BAR 3 BEAT 2 BPM 120 SIG 4/4 MIDI OUT MIDI IN i アレンジ Mix 自動演奏 ▼ ツール 🎹 Piano Acoustic Grand M S R 🎸 Bass Acoustic Bass M S R 🥁 Drum Standard Kit (Ch 9) M S R + Add Track 1 2 3 4 5 6 7 8 Aメロ サビ Bass Line Drum Pattern 🎹 Piano Roll: Aメロ 1/16 ▾ Q C5 C4
アレンジ画面の俯瞰図(タイトルバー / トップツールバー / タブ / トラック一覧 / タイムライン / ピアノロール)

主要機能

1. ヘッダー(トランスポート + プロジェクト操作)

2. トラックリスト(左側)

各トラックの基本情報と操作:

3. タイムライン(中央)

4. リージョン操作

リージョン(タイムライン上の MIDI/音声ブロック)への操作:

操作方法
選択クリック(複数選択は +クリック または範囲ドラッグ)
移動ドラッグ
長さ変更右端をドラッグ
分割右クリック → 「分割」(プレイヘッド位置で)
結合連続する 2 つを選択 → 右クリック → 「結合」
削除 (Backspace) または Delete
コピー⌘C⌘V
編集(ピアノロール表示)ダブルクリック

5. ピアノロールパネル(下部)

リージョンを選択すると下部にピアノロールが展開され、 ノート単位の詳細編集ができます。 詳しくは ピアノロール解説を参照してください。

トラック追加と編集

左側パネルの「+ Track」または メニューから トラック追加ダイアログを開きます。v2.3.0 でダイアログ上部に 3 つのタブが並ぶ構成になりました。

トラックを追加 🎹 GM/GS/XG 🥁 ドラムキット NEW v2.3.0 🔌 AU/外部音源 トラック名 Drums GM Drums 内蔵 GeneralUser-GS のドラムバンク (8 キット) 厳選ドラムセット 4 キット内蔵 (Standard / Room / Power / Pop) キット: Standard (P0) ユーザー追加 SF2 ドラム SF2 ライブラリに登録した独自ドラムから選択 外部音源 (MIDI 出力) SC-88PRO / MU100 等の外部音源へドラムを送信 MIDI CH: CH 10 (GM ドラム標準) キャンセル 追加
トラック追加ダイアログ (v2.3.0)。ドラムキットタブが新設、ラジオ選択でドラム音源を選べる。

3 つのタブの使い分け

ダイアログを閉じた後、もう一度 同じトラックを編集 する場合 (左側パネルの トラック名 ダブルクリック等) も同じ 3 タブが表示され、 既存設定が復元されます。チャンネル 9 のドラムトラック / SF2 ドラムが 割り当てられたトラックは 自動的にドラムキットタブが開く ようになっています。

ドラムキットタブの 4 つの音源

① GM Drums

内蔵 GM SoundFont の 8 キット: Standard / Room / Power / Electronic / TR-808 / Jazz / Brush / Orchestra。 最も互換性が高く、軽量。

② 厳選ドラムセット ★

v2.3.0 で新たに同梱した Bread Bread's Drum Kit (Public Domain)。 4 キット (Standard / Room / Power / Pop)。ロック・ポップス用途のリアルな質感が魅力。

③ ユーザー追加 SF2 ドラム

SF2 ライブラリ に登録した独自のドラム SoundFont から選択。 商用ドラム SF2 やオンラインから入手したものを自由に。

④ 外部音源 (MIDI 出力)

外部 MIDI デバイス (SC-88PRO / MU100 / その他) に MIDI を送信。 実機ドラム音源を使う場合の選択肢。

リズムマシンとの連携

リズムマシン タブ上部の「試聴音源」セレクタも、ここで設定した 4 つの選択肢を共有します。 アレンジで設定したドラム音源と同じ仕組みでリズムマシン内の試聴音もコントロールできるため、編集中と本番再生の音が一致します。

関連: その他のトラック種別


🎛 Mix タブ

Mix タブは Mackie ミキサー卓スタイルの本格的なミックス画面です(v2.3.1〜)。 最大 32 トラック(MIDI / Audio 込み)を 2 段 16 × 16 のレイアウトで 1 画面に表示し、 各トラックの Volume / Pan / Send / Insert FX / M-S-R をチャンネルストリップ感覚で操作できます。 右側に AUX ストリップ(内蔵 Reverb / Chorus)と Master ストリップ(Mastering FX + Master Volume)が 縦に並びます。リアルタイム VU LED メーターで再生レベルも視覚化されます。

Mix タブには 2 つのサブタブ「ミキサー」と「定番音源」があります。 「ミキサー」が新しいメイン画面、「定番音源」が外部 MIDI 音源 (SC-88PRO / MU100 等) 用の GS / XG SysEx パネルです。

画面構成

Mix タブは 2 つのサブタブで構成されています:

My Project — Mix アレンジ Mix 自動演奏 ▼ 🥁 リズムマシン ツール 🎚 ミキサー 🎛 定番音源 チャンネルストリップ・AUX・Master 🎹 Piano Rev Cho 1 + Comp 2 + M S R 🎸 Bass Rev Cho 1 + 2 + M S R 🥁 Drums Rev Cho 1 + 2 + M S R 🎻 Strings Rev Cho ⏻ Reverb2 2 + M S R 🎵 Audio 1 Rev Cho 1 + EQ 2 + M S R ... 🌐 AUX REVERB ON Large Hall ▼ Mix CHORUS ON Rate Depth Mix ⌂ MASTER MASTERING FX ⤢ 1 Compressor 2 + Add 3 + Add 4 + Add +0.0dB 2 段目 (トラック 17〜32) 🎷 Sax 🎺 Brass ... MIDI Reverb / Chorus 内蔵音源 / AU 共通の空間系 ▸ 内蔵 Reverb Preset: Medium Hall Wet/Dry: 61% ▸ 内蔵 Chorus Rate: Depth: ▸ リセット GS Reset XG Reset ★ AU プラグイントラックは トラック側 Insert FX を使用してください (右パネル「インスペクタ」で設定可能) -->
Mix タブ「ミキサー」サブタブ:チャンネルストリップ + AUX + MASTER を 1 画面で操作 (v2.3.1〜)

主要機能

1. ミキサー サブタブ (メイン画面)

Mackie ミキサー卓スタイルの本格的なミックス画面です。最大 32 トラック (MIDI / Audio 込み) を 上下 2 段 × 16 列のレイアウトで 1 画面に表示します。13 インチ MacBook でもスクロール無しで 全体を俯瞰できます。

💡 TIP Audio トラックも MIDI と同じチャンネルストリップで Volume / Pan / Mute / Solo / Insert FX が 操作可能です。ただし Aux Send (Rev/Cho) は AVAudioEngine の制約により非対応で、 該当スライダは灰色表示になります (Insert FX で代替可能)。

2. 定番音源 サブタブ (外部 MIDI 音源用)

外部 MIDI 音源 (SC-88PRO / MU100 等) 用の SysEx エフェクト パネルです。 旧 v2.3.0 までの「MIDI」サブタブから「GS SysEx」「XG SysEx」のみを残し、 Mackie 卓スタイルとは別に独立したタブとして配置しています。


🎚 トラックインスペクタ(Volume / Pan / Insert FX)

各トラックの Volume / Pan / Reverb Send / Chorus Send / Insert FX は、 アレンジ画面の右側「インスペクタ」パネルで操作します(Mix タブではありません)。 トラックを選択するとインスペクタの内容が切り替わります。

インスペクタの主な機能

Mute / Solo / REC ボタン

各トラックの M / S / R ボタンはトラックヘッダ(左側の縦列)に表示されます:


🎵 ミックスダウン(音声書き出し)

全トラックを 1 つの音声ファイル (WAV / M4A) に書き出す機能です。 v2.4.3 で、書き出した音源がアレンジ画面で聴いた音と一致する「リアルタイム録音方式」に一本化しました (Insert FX / パン / リバーブ・コーラス送り / マスター FX が再生どおりに反映されます)。 曲が終わった後に長い無音が続く不具合も解消しました。

  1. プロジェクトメニュー(左上)から 「ミックスダウン...」
  2. ダイアログで以下を設定:
    • ファイル形式: WAV (16-bit / 24-bit) または M4A (AAC)
    • サンプルレート: 44.1kHz / 48kHz
    • 出力範囲: プロジェクト全体 / ループ範囲
    • ノーマライズ: ON にすると最大音量に正規化
  3. 「書き出し」 → 保存先を選択(実時間分の時間がかかります)

⌨️ よく使うショートカット

キー動作
Space再生 / 一時停止
R録音開始 / 停止
Enter先頭へ移動
⌘N新規プロジェクト
⌘Oプロジェクトを開く
⌘S保存
⇧⌘S別名で保存
⌘Z / ⇧⌘ZUndo / Redo
⌘IMIDI ファイルを開く
⌘Wピアノロールを閉じる
選択中のリージョンを削除
⌘C / ⌘Vコピー / 貼り付け

🔗 関連ドキュメント