🎹 ピアノロール・スコア

MIDI ノートを直接編集するピアノロールビューと、 五線譜で表示するスコアビューの全機能を解説します。

📋 概要

ピアノロールは、MIDI ノートを「鍵盤の縦軸 × 時間の横軸」のグリッドで 視覚的に編集する DTM 標準のインターフェースです。 本アプリではアレンジ画面下部、またはダブルクリックで開く独立ウィンドウで利用できます。


🎹 ピアノロール画面構成

Piano Roll — Aメロ 🎹 Piano Roll Score Chord Snap: 1/16 ▾ Q ⌘ Step 🎹 Zoom + 1 1.2 1.3 1.4 2 2.2 2.3 2.4 C5 B4 A4 G4 F4 E4 D4 C4 B3 A3 G3 Velocity 90 100 95 110 95
ピアノロール画面(ツールバー / 鍵盤 / ノートグリッド / ベロシティレーン、選択中ノートは黄色強調)

主要エリア


✏️ ノート編集の基本

1. ノート追加

2. ノート編集

操作方法
選択クリック(複数選択は +クリック / 範囲ドラッグ)
移動ドラッグ
長さ変更ノート右端をドラッグ
音高変更上下にドラッグ
削除選択 →
ベロシティ変更下部レーンの縦棒をドラッグ
コピー⌘C⌘V
全選択⌘A

3. スナップ・クォンタイズ

編集時のグリッド吸着と、既存ノートの位置補正:


🎼 表示モード切替

ヘッダーで表示形式を切り替えできます:

ピアノロール表示

標準の DTM スタイル。鍵盤縦軸 × 時間横軸の格子。

コードビュー

再生中のコード進行を自動推定して表示。 トラック内のノートからコード名(C / Am / Dm7 など)を判定して 各小節の上部に表示します。

スコアビュー(楽譜表示)

五線譜形式でノートを表示。 DAW 表示が苦手な人向けに、より音楽的な表記が可能です:

💡 TIP スコアビューはピアノ・ボーカル等の旋律トラックに特に向いています。 打楽器系トラックはピアノロール表示の方が分かりやすいです。

🎤 ステップ入力モード

外部 MIDI キーボードを接続している場合、 1 音ずつステップで入力する方法が便利です:

  1. ヘッダの「Step Input」ボタンを ON(またはショートカット)
  2. 音符の長さを選択(4 分・8 分・16 分・3 連符 等)
  3. MIDI キーボードを叩く → 設定した長さで自動配置
  4. 休符は R キー、削除は キー
  5. 音符を伸ばす(タイ)は同じ音を続けて押す

🎹 仮想キーボード(ミュージックタイピング)

Mac キーボード配列のフローティング可動ウィンドウとして 仮想キーボードを表示できます(v2.3.2 で全面刷新)。 マウスでも MacBook の物理キーでも演奏でき、表示中はリアルタイム録音にも使えます。

※ 発音にはトラックの選択が必要です。物理キー入力はウィンドウにフォーカスがあるときに有効 (他をクリックして外れた場合は鍵盤をマウスクリックすると復帰)。


🎚 ベロシティ編集

下部のベロシティレーンでは、各ノートの音の強さ(0-127)を編集できます。


📈 CC オートメーションレーン

ノートの下に CC レーンを表示し(v2.3.2)、各種コントロールチェンジを 曲の流れに沿って描画・編集できます。ツールバーの CC ボタンで表示を切り替え、 右の種類セレクタで対象を選びます。


🔧 高度な編集機能

トランスポーズ

プロジェクトメニュー → 「トランスポーズ...」で全ノートを半音単位で移調できます。 範囲指定で部分的にトランスポーズも可能。

コード分析(コードビュー)

コードビューは、選択中のリージョンに含まれるノートから 自動でコード名を推定して表示。「ここで何のコードを弾いているか」が一目で分かります。

カラーリング

ノート色はトラックごとに自動で決まります(Ch1 = 青、Ch2 = 緑、Ch10 = 赤 等)。 複数トラックを 1 つのピアノロールで重ね表示することも可能で、 色で区別しながら関係を見られます。


⌨️ ショートカット一覧

キー動作
⌘Wピアノロールを閉じる
⌘A全ノート選択
⌘C / ⌘Vコピー / 貼り付け
選択ノート削除
⌘+ / ⌘-ズームイン / アウト
Iステップ入力モード切替
R休符(ステップ入力時)
↑ / ↓選択ノートを半音上下
⇧ + ↑ / ↓1 オクターブ上下
← / →選択ノートをスナップ単位で移動

💡 ワークフロー例

例 1: メロディを作る

  1. 新規 MIDI トラック追加(音色: ピアノ)
  2. そのトラックの空のリージョンをダブルクリック → ピアノロール展開
  3. スナップ「1/8」に設定
  4. グリッドにマウスクリックでノート配置
  5. 下部レーンで強弱(ベロシティ)を編集
  6. スコアビューに切り替えて楽譜で確認

例 2: 自動伴奏に上モノを足す

  1. 自動演奏でリズム隊+ベース+和音を生成 → MIDI 出力
  2. その MIDI を MIDI インポート
  3. 新規トラックを追加 → ピアノロールでメロディを作る
  4. コードビューで進行を確認しながら、メロディの音符選択

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